ツール・ド・フランス2004 第10ステージ リモージュ 〜 サン・フルール 237km 山岳

いよいよ山岳コースが始まりましたというだけでなく、今年のツール・ド・フランスの最長距離にして、九つの峠越えと序盤のというかもう中盤になっていると青嶋達也さんはいま言いましたが、ただ最初の関門、スカパー!も名物七時間中継です。
みなさん食べ物、飲み物を用意しながらじっくりと取りかかりましょう(笑)。スカパー!のクイズは今日の時点でのフランス人選手の順位当て、リシャール・ヴィランクの一位で一応メール出しておきました。
長丁場になると登場する青嶋達也アナ、7時間の放送でも喋る量は競馬のスプリンターズSと変わらない口数です。解説は今中大介さん、そして去年までファッサボルトロのメカニックだった永井孝樹さんも青嶋アナ同様プロローグ以来の登場です。しかしようやく日射しがあるツール・ド・フランスっぽい風景になってきました。
エウスカルテルのメカトラブルの多さと、アクセル・メルクスがついにヴィランクにに置いていかれました、そして山岳名物の道路にどんどんはみ出してくる観客(笑)。
リシャール・ビランクが単騎の逃げでゴールに入りそうです。『革命記念日』、今年のツールでの最長距離のステージ、全てのお膳立てが揃ってリシャール・ヴィランクがステージ優勝、マイヨ・グランペールの獲得、さすが絵になる男です。本当に格好良いよなあ、一番勝ったら格好良いところで勝つというのが凄いよなあ、マイヨ・ジョーヌの移行は残念ながら無さそうですが。
しかし友人か親族のような方がお亡くなりになったという事情もあったようですが、あれだけのベテランであり大スターの涙は、フランス人にとっての『革命記念日』という日の重さ、そして得た勲章の大きさ、亡くなった方に捧げる価値のある勲章の大きさの重みを改めて知らしめた感です。
これで今年のア・ポワ・ルージュ*1の行方だけは決定的になったといってしまっていいでしょうか?