菅直人と小沢一郎

小泉総理の支持率がなぜ50%以上もあるのかを不思議に思う人が多くいるようなんですが、全然不思議じゃないです。皿がいくつかあって一つは「カレー味のうんこ」残りが全部「うんこ味のうんこ」だったらそりゃ誰だって「カレー味のうんこ」を選ぶか、どれも選ばないということになるということだと思います。
ただ菅直人小沢一郎のことを「うんこ味のカレー」だと信じている人は思ったより多くて、『小沢一郎さんの絶望が察せられるね。』という勝谷さんがいれば、『小沢一郎と組んでいる限り政権は難しいんじゃないか。』というウナギさんと真っ二つの意見を読んでなかなか楽しかったのですが、僕はどちらかというと後者かなあと思うんですよね。
僕の周りは結構小沢一郎支持者が多いのですが、僕は正直よく分かんない、というか小沢さんは正直いって小泉さん以上に口だけ番長だと思うというか、ここ10年やってきたことがそれを証明していると思うんですがねえ。
正直、小沢一郎さんという人の自民党体制批判はいくら聞いても白々しい、自民党の象徴だった経世会の番頭だったという事実があり、それを一切総括せずに自民党批判をしている姿は、僕には胡散臭いとしか思えないし、それは決して大義の前の小義などではなし事の本質だと思うのですが……。
前回の選挙で民主党は決して勝っていないと僕も思うし、投票率が伸びたときに躍進するのは民主党ではなく、共産党自民党だと思う、投票率の低下が野党第一党に対する不信のあらわれだということにマスコミ関係者も民主党も気付かないようでは、政権交代なんて絶対にあり得ないです。