退屈な198秒の後で

日経新聞運動部の野元賢一記者の連載コラムですが、ネタとしては例のイングランディーレ春天凡レースという例のアレなのですが、返す刀で

昨年のヒシミラクルは、レースの終盤はただ追い通しで馬群の外を回っていたら、勝ってしまったという中身だった。

とかまで言い出すのはいかがなもんかと、そんなこと言い出してたら競り合い以外の競馬は全て勝負とは関係なくなるでしょう。
もちろん今回の天皇賞において負けた馬の騎手達はたっぷりと責められるべきだと思うんだけど、勝ち馬は強かったから勝ったという大前提だけは間違えるべきではないと思う。
なんかこの人の後の文章とか読んでいても、どうも競馬は競り合いがないとダメという価値観なのかという気もしないでもないですが。

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m-waniの日記〜ワニ思う、故にワニあり。:2004年05月10日