UEFA EURO 2004 グループD

という視点でチェコ戦を含む四カ国の親善試合を振り返ってみる。試合中は『チェコにとっては日本の2002年のノルウェー戦みたいなもんか』とか思いながら見ていたのですが、やっぱりどう考えても違いますよねえ。正直、日本にホームで負けたポーランドがそこからボロボロになったように、僕としてはチェコは穴馬とは言えない大本命グループの一つと思っていましたが、本当にこのままズルズルと落ちていきそうです。
そうなるとまはる殿下。もおっしゃるように、ドイツはまたあれよあれよとグループリーグ突破してファイナルとかまで行っちゃうのかと僕も思っていたら、こんな笑いが分かっている結果を残してくれました(笑)。これゲルマンの皆さんが空気読んだというより、カーン様が単独で空気読んだと見た方がよろしくないでしょうかアニキ? とりあえずヒルデプラント神が、思ったよりずっと早く正GKになりそうな予感……というか決断しろフェラー(笑)。
かといって『オレンジ色は勝負弱い人たちが着る色』という宇多田の替え歌でお馴染みの人達が勝ち上がるとも思えず、勝ち上がったところで、またベスト4とかに残ったりしてしまったら、また問題山積みにしながら結果オーライで問題先送りにして、ワールドカップ予選でエライ目にあいそうな気がするんですが(笑)。
ではこんな突然ボロボロになった国と、元からボロボロの国と、元からボロボロなのに更にボロボロになった国がいるグループリーグが相手なら、ラトビアやっちまうんじやないかと期待しちゃいますが、そのラトビア得点能力アップを図っていたはずが、アイスランドにスコアレスドローではどうしようもないというか(笑)。歴史に残るショボイグループリーグになる予感すら漂ってきました。
こうなったらオランダとドイツはまた問題山のように抱えながらも、なぜか上に勝ち上がってしまって、チームの作り直しの機会をまた逸してしまうんでしょうか。
そしてチェコ、ネドベトは本当に大舞台に縁がないままキャリアを終えてしまうのでしょうか。チェコ代表にしてもユベントスにしても世代交代を図るなら一番最初に切るのはネドベドだろうしなあ……、いいやんもうヴィッセル行こうよ(笑)。