今回の陸連の判断はそれなりに精一杯正しかった

フジテレビのサイトのスポーツコラムでもはやおなじみになりつつある、武田薫さんがマラソンの選手選考の件でコラムを出していました。かなり大筋で僕は納得する文章です。
やっぱり原則論として*1、こういう選考で特例というものは作らない方が良い、有森の成功前例は結果オーライの成功例でしかないと思っていて、アメリカの一発選考、ダメだったらどんな大物でも選ばないという方がやっぱりすっきりしていると思うので、高岡と高橋尚子を落としたのは実は自分は評価しているんですよね。このことでは誰とも議論したくなかったから、時間をおきましたけど(笑)。*2
本当はここで五輪だけがスポーツ選手の生きる道ではないと続けたいところなんですが、現状の日本のスポーツ選手を巡る環境がとてもじゃないけどそうは言ってられないという事や、そう僕が言い切っても僕は僕でイザそういった大会が近くなると祭り好きの血が騒ぐし、メルマガ方面でやろうとしても『五輪至上主義者』と『祭り好き』というレギュラーの二人でやったら、とてもそんな結論にはならないのは目に見えてますしね(苦笑)。
あとこの件で思ったのは、土佐礼子とか陸連の元に脅迫まがいの連絡が来た話しを見たり、これに絡めてクロフネ天皇賞弾かれたときにアグネスデジタル陣営に同様のことが起きたという話しを思い返したりしましたが、2002年の時に中村俊輔のファンや支持者から、特に例えば小笠原やアレックスに対してそういったことがあったというのは聞かなかったので、まあ報道されなかっただけかも知れませんし、マリサポがおとなしいだけかもしれませんが*3、意外とというかかなりサッカーファンはその辺イメージよりしっかりしてると思っていますが。現状でも危ないジーコ批判行動や反協会行動に走る人いないしね。

*1:絶対にとはよう言わない、あくまで原則論。

*2:だって高橋も高岡も選ぶべきだった派がIMでもBBSでも強敵ばっかりだったもん(笑)。

*3:この辺実態よく分かっていない人間の戯言なのであんまり気にしないでください。