漫才に必ずツッコミは必要なのか問題

とでもしてみる。いやオチはいるのかという問題に派生してなんだけど、今回のM-12丁拳銃りあるキッズアンタッチャブルがファン以外の人が持っていたイメージより面白かったのはツッコミの人の成長が著しかったからだと思う。漫才は基本的にナンチャンも言ってたけど、小さいボケをツッコミで増幅させていくのが基本だと思う。
フットボールアワーはトーナメントではなく一般の枠だったけど、力抜けてたなー、もちろんこれが普通なんだけど、ちょっと今回は力抜けすぎ(笑)、後に出てきたロザンは楽だったはず(笑)。あと陣内は正直キツイなー、正直好きになれないというかビデオとモニターを使った漫談なら昔のテレビのツボ以前のぜんじろうのほうが面白かったと思う。これをいうとテレビのツボ以後しか知らない大多数にセンスない奴と思われがちですが(笑)。まあ自分は陣内って、元ギャグガスバクハツのたいぞうとごっちゃになってたので、そんな奴になにいわれてもと思うでしょうが(笑)。いま考えてもなんで誤認していたか良くわかんない(笑)。
昔にボケツッコミ問題とギャグマンガの問題を絡めて書こうとして、直後に風邪引いて書けなかった問題なのですが(笑)、自分の持論として日本のテレビ演芸やお笑いのムーヴメントは、ギャグ漫画界で起きたムーヴメントを数年遅れで追いかけているという持論があるのですが、例えば山上たつひこで関西ノリのギャグが出たら、桂三枝の関西進出とMANZAIブームがあって、ニューウェーブマカロニほうれん荘江口寿史なんかのパロディマンガの影響がオレたちひょうきん族になって、ハイスクール奇面組などのユートピアギャグマンガの流れがとんねるずウンナンダウンタウンになって、四コマブームがボキャブラになってという、かなり自分で言っててこじつけな部分もあるような気がしますが、概ね間違ってないと思う*1、やっぱりマンガなどで共通の文化背景を持った送り手と受け手がいる土壌というのがテレビなんかでは必要と思うので(だから別にそれがテレビのお笑いがギャグマンガに比べて劣ってるということではない)、で、いまの漫画界のムーヴメントっていうのは、基本的にボケたらボケっぱなしのままそれでテンションを上げていくというマンガが主流(例えば、浦安鉄筋家族)になってきていて、うすた京介クロマティ高校、あと最近のかってに改蔵などのように、ボケたらツッコムという約束事を廃止して、ただ戸惑わせるということやボケにボケをかぶせるというのが主流なので、そっちの流れがいつテレビの演芸やお笑いでも来るか楽しみにしていました。なんてことをモロ80年代マンガのノリを残してなお面白いマンガである「フラッシュ奇面組」見ながら考えていました(笑)。気が向いたら続くかも(笑)。

*1:とりあえず僕は明石家さんまの主張している、とんねるずウンナンダウンタウンが自分たちの影響下を抜けていないというのは違うと思う半面、完全に間違ってもないよなーと思うところ